オオゼキ精肉部の仕事は、大胆かつ繊細です。一頭買いや塊で仕入れた肉をさばくダイナミックさと、部位を巧みに切り分けながら料理にあわせてカレー用、しゃぶしゃぶ用など多彩な商品へと七変化させる細やかさ。そんな二面性が必要な仕事かもしれません。入社するとはじめは鶏肉、次に豚肉、腕が認められると牛肉の扱いが許されます。牛肉を扱うようになる頃には、肉の良し悪しや脂の質の見極め、筋や骨まわりの処理までお手のものに。そして、いかに美しく肉を飾れるかで個性を競い合う、次なるステージへ…!仕入れは、牛肉、豚肉、鶏肉などそれぞれの問屋さんとの取引です。肉の塊を見ながら「ここはすき焼き用にして、こっちはひき肉に…」とやりくりの算段をつけて「○○円でどう!?」と交渉。頭も体もフル活用です。いち早く取扱いを始めた銘柄肉もオオゼキ精肉部の自慢の一品。それを目当てに来るお客様もいっぱいいます。じつは利益率ナンバー1を誇る精肉部。さぁ、今日も食卓の主役の座をかけてライバル(?)の鮮魚部とバトルです。